学習支援室の児童が、校外学習に行ってきました。市内の特別支援学級の子供たちの作品が一堂に集まる「私たちの作品展」を見に行くためです。
公共の交通機関の利用や買い物をすることを通して、社会生活の仕方を学ぶことも大きな目的の一つでした。
行き帰りは、市営バスに乗りました。車内は混んでいましたが、マナーを守って静かに乗ることができました。
支援室では、上級生が下級生を手伝ったり、助けたりする姿がよく見られます。
この日も、6年生が下の学年の子を優しくリードする場面がたくさんありました。
会場の、せんだいメディアテークには、各校の作品がたくさん並んでいました。
自分たちの作品を発見。「あった!」と、皆うれしそうでした。
「クラスプレート」
作った作品がいつも皆の目にふれ、長く楽しめるようにクラスプレートを作ることにしました。学習支援室のイメージカラーと皆の好きなものをデザインに取り入れ、すてきな作品に仕上がりました。
作品展の後は、仙台駅前まで歩いてお昼を食べました。
お店では、注文やお会計も全部自分で行いました。
このような生活体験に関わる学習は、学校の中ではできないため、とても貴重な経験となりました。
最後は、仙台駅で切符を買う練習です。
入場券を買って改札を通り、新幹線のホームに行きました。
電車が大好きな子も多く、はやぶさやこまちを見ることができて大満足でした。
学習支援室の8人が力を合わせ、無事に校外学習を終えることができました。
特に、4人の6年生が落ち着いて行動し、下級生をしっかりとリードする姿がたいへん立派でした。
4人はあと1か月半ほどで卒業してしまいますが、最後まで仲良く協力して過ごしてほしいと思います。